こんにちは!
筑紫野市湯町にある個別指導塾、ヒーローズ二日市校、塾長の成田です(^^)/
「どうしたら成績が上がるんですか?」という相談を中学生や保護者の方から受けることが多いのですが、今回は成績が上がらない原因として5つ紹介します!
私の経験上、この5つを完ぺきにこなせば、ほぼ間違いなく成績は上がります(^^)/
ただ、完ぺきにこなすことがなかなか難しいんですけどね( ;∀;)でも不可能ではないですよ!
中学生の成績が上がらない原因ベスト5
さっそく5つの原因を発表します!
上から優先順位が高い順番に並べています。まずは、1から完ぺきにこなしていってほしいと思います(^^)
- 学校の授業を真剣に受けていない
- 勉強のやり方が良くない
- 学習時間が足りない
- 前の学習を理解できていない
- 自律できていない
一つずつ解説していきますね( ..)φメモメモ
1.学校の授業を真剣に受けていない
一日に6時間、一週間で30時間、年間で1015時間にもなる学校の授業。(中学生の総授業数は1015時間と学校指導要領で決まっています)
自分で放課後に6時間勉強することができますか?
受験生で、しかも土日ではないと6時間は難しいですよね(^^;)
だからこそ、学校の授業をどう受けるかはとっても大事。
ここで、ぼんやりしていると、結局、学校の授業の復習を別の時間にしないといけなくなります。
逆に、学校の授業を集中して受けていると、理解もできますし、演習にもなります。
また、中学校ではテストを作るのは先生たちです。
だからこそ、先生が授業でよく取り組ませるパターンの問題は要チェック!
授業中は先生の話を耳だけではなく“目”で聞くぐらいの意識で集中しましょう!
2.勉強のやり方がよくない
締め切りに追われる学校のワークや宿題。終わらせることを目的とした作業になっていませんか?
とりあえず、教科書で調べて答えを埋めていくだけ。もっとひどいときは、解答を見ながら、それを赤ペンで書きこんでいくだけ…。
勉強をやった気になるだけで、全く意味ないですよね(^^;)
部活に習い事に、ゲームにマンガ、YouTubeにLINE。時間が無いのはわかりますが、こういう勉強をやっていると、どんどん内容がわからなくなって、テストの点数は落ちていきます( ;∀;)
時間をあまりかけないで効率的にやること、よりテストで出たときに答えられるように効果的にやることは大事ですが、書きこみマシーンのような作業になってしまっては本末転倒。
時間が無いんだったらもっと早めからやり始めましょうね(^_-)-☆
3.学習時間が足りない
「平日1時間半、土日は3時間、テスト前の2週間はその2倍」
これぐらいを当たり前にこなしていきたい!
「ぼくは好きなことをして生きていくから勉強はしなくていい」とか「やりたいときがきたらYouTubeで勉強するから今はいいや」とか言う人がいますが、とんでもない(>_<)
学習の基礎となる暗記や、早くて正確な計算力、記述式に対応できる文章力などは、やはり時間をかけてコツコツ積み上げていかないと身につきません。
現代教育では、対話型のアクティブラーニングや、タブレット端末などを使った授業が話題に上がりますが、その土台となる学力を疎かにしてはいけない。
中学と高校の6年間は、一生の自分の土台を作る時期だと思って、最初に言った時間ぐらいは勉強しましょう!
時間をスマホやゲームなどの“浪費”に使わず、自分の未来のための“投資”へ(^^)/
4.前の学習を理解できていない
学校の授業を真剣に受けて宿題もやっている、それでも成績が上がらない場合は今より前の学習をきちんと習得できていない可能性があります。
例えば数学で言えば…
・中1の正負の数がわからない→小学校の四則計算でのつまづき
・中2の連立方程式がわからない→中1の方程式でのつまづき
・中3の二次関数がわからない→中2の一次関数でのつまづき
事前の知識が無いと、今やっているところだけを勉強しても分かるようになりません。(特に積み上げが重要な英語と数学!)
自分が理解できなくなっているところに戻ってから勉強することは、一見回り道のようですが、成績を上げることを考えたら近道になります!
普段は時間が無くて難しいと思いますが、夏休みや冬休み、春休みなどの時間に余裕があるときに学び直すことを強く強くお勧めします(^o^)丿
5.自律できていない
中学生になると、体が大きく強く育ちます。そしてそれと同じぐらい心や脳も育ちます。考え方やものの見方も大人に近くなっていきます。
親に頼らず、自分でできることも増えてきます。
朝から決まった時間に起きる、学校に必要な道具を準備する、学校からの手紙などを親に渡す、決められた勉強(宿題やワークなど)を提出日までに終わらせる、整理整とんして勉強しやすい環境をつくる、等など。
体も心も成長して自分で「できる」ようになっているのに、親に任せて自分で「しない」人はいませんか?
もちろん、できないことを手伝ってもらったり、困っていることを助けてもらったりすることは問題ありませんが、自分でできることを親や誰かに任せてしまっているとしたら要注意。
そうやって、他人任せにしていて、いつまでも遅刻や忘れ物が無くならないと、高い確率で成績に影響が出ます。
「自分でできることは自分でしよう」という意識をもち、自分を律しながら行動できる人になってほしいと思います(^^)(これは大人でもできていない人もいますから高いレベルではありますが、ぜひこれを読んでくれている中学生のみなさんには目指してほしいなあと思います)
成績を上げるために塾でできること
以上、成績が上がらない5つの原因を細かく説明しました。
この5つをこなせば、きっとあなたは、今よりもう一つ、二つ高いレベルへ到達するでしょう。
最初は面倒なこと、大変なこともありますが、慣れたら、生活に張りが出て、一日一日が充実し、生き生きと過ごすことができるようになります(^^)
この中で、塾(うちのような個別指導の塾)でできることは、実は4番だけです。
4.前の学習を理解できていない。
解けない問題が出たときに、その子がどこでつまずいているか、今までの学習とつなげながら、ピンポイントで解説してあげられます。
また、今の学力を上げるのに適した(その子に合った)問題や教材に取り組ませることができます。(学校や集団塾だと学力差に関係なく基本的にみんな同じ教材を使いますからね)
他に、手伝えるとしたら、2番と3番。
2.勉強のやり方がよくない。
3.学習時間が足りない。
勉強が作業になっていないか声かけしたり、効率的な勉強のやり方を教えたりすることができます。
また、家ではなかなか集中して勉強できない場合、塾の自習室を使わせてあげたり、勉強しやすい環境づくりをアドバイスしてあげたりすることができます。
あとは、今回の話とは少しズレますが、解き方がわからない問題を分かりやすく解説する、読んでも意味がわからない解答、解説をかみ砕いて説明する、テストや入試の出題傾向を伝え対策を練る、などテクニック的な部分も塾ではもちろんサポートできます。
成績を上げるのに「やる気は」は必要ない⁉
このように、成績を上げるには、あなた自身ががんばらないといけない、変わらないといけない部分がいくつかあります。
自分の好きな教科だけをしていればいいわけではありませんし、将来の目標が決まっていない、行きたい高校が特にない、などといった理由で勉強へのやる気が出ないという人もいるでしょう。
しかし、極端に言えば、「成績を上げる」のに「勉強へのやる気」はそんなに必要ではありません(^^)
必要なのは「やる気」ではなく「覚悟」(・∀・)
「成績を上げるんだ、自分は変わるんだ」という「覚悟」をもって、今日紹介したような5つの原因を取り除いていくだけ!
ただし、これが「言うは易し行うは難し」(^^;)
そんなときは、家族や友達、学校、塾の先生を好きなだけ頼ってもらっていいですよ!
あなたが覚悟を決めてやることを、周りの人たちは応援してくれますし、喜んで手を差し伸べてくれます(^^)
一人で苦しまずに、みんなで一緒にがんばりましょう!
最後に親が気をつけること(重要!)
以前の記事でもお伝えしましたが、子どもを勉強に促すのにアメやムチは好ましくないと個人的に思います(^^;)
勉強に実際に取り組むのは本人です。
いくら、親や先生が近くで勉強している姿を監視できても、実際に頭の中でどのようなことを考えているのかは本人以外わかりません。(ずっと監視するのも不可能ですしね)
子どもが「終わったよ」といった宿題や学校ワークなどを見ても、それが自分で考えながら解いたのか、答えを見て写したのか、それは、やった本人にしかわかりません。
このように、勉強は、「勉強している」というごまかしがいくらでもできるので、やっぱり、本人が自分の意志で「勉強しよう」とならならいといけないんですよね(^^;)
今、お子さんが、勉強に真剣に取り組んでいないようでしたら、監視したり、チェックしたりするよりも、まずは、真剣に取り組めない原因を聞き取ったり、真剣にやってほしいという親御さんの思いを伝えたりする場を設けるといいと思います。
お子さんを一人の人間として尊重し、今するべきことを家族みんなで話し合われてみてください(^^)
それでは今日の話はここまでです。
これからも学習法や子育て法、最新の教育情報などを発信させていただきます!
筑紫野市周辺にお住いの方で、本校へ興味をもたれた方は、お気軽にお問い合わせください(^^)
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